About M.B

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人生は楽しまなきゃ損!と言っていた小学生


ぎりぎり平成の時代に、千葉県で5人兄弟の4番目としてクリスチャンの家庭に生まれる。
小学生の時は休み時間になるや否や、外に突っ走っていきサッカーやアクティブな活動を好む活発な少年だった。
幼少時の写真を見返せば、変顔や謎のポーズをばちばちに決めているファニーボーイ。
休日には絵を描く事が好きな姉に影響され、絵もちょくちょく描いていたと思う。
ちなみに小学校6年生で異性を好きになるという意味がまるで分かっていなかった純粋な男の子でもあったとか。

そして、中学校の部活動で始めたソフトテニス。引き続き高校でも続けていたソフトテニスだが、それと同時に原因不明の体調不良に襲われることになり、その後の人生に大きな影響を与えることになる。
絵を描くこと自体は、中学校に入学後、部活動を始めた時期からほとんど描かなくなる。

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進路の前に、心が路頭に迷っていた


進路を決めなければならない高校3年生。心からやりたいことが見つからず、毎回提出する進路希望調査票にはいつも曖昧な答えしか書けなかった。
しかしそれ以上に、高校1年生から始まった体調不良が悪化していて、その間の人間関係や思春期ならではの悩みにストレスがかさみ、鬱のような症状も出始めていた。
そんな状態で、学生というどこか守られた身分の檻から外の世界に出て行かなければならない現実は、とても受け入れられず、絶望の気持ちを感じていたのを今でもはっきり思い出せる。
この時期からよく、死にたいという気持ちにさいなまれていた。

しかしクリスチャンの家庭に生まれ、口先だけでなく、信仰と行いを持って教義を実践していた両親のふるまいを、物心ついた時から見ていた私は、教義から自ら命を絶つ選択が間違ったものであると知り、また、その選択肢は多くのモノを失うだろうと強く感じていたので、踏みとどまっていた。

進路が決まらず、流れるように一浪をした私は、最終的に父親の話を聞いてとある私立の大学に入ることにした。
もともと子供が好きで、ぼんやり小学校か幼稚園の先生になりたいという気持ちがあったが、実際に教員をしていた父親の話をあれこれ聞いたことにより、論理的に納得し、後押しされた形である。

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転機の訪れ


いざ大学に入り、あとは教員になるために勉強まっしぐら。
と言いたいところだが、当の私はまるで良くならない体調不良に苦しんでおり、精神は依然として不安定な状態にあった。
そのためか、大勢の人がいる場所がダメになってしまった。大学の講義などまさにそれだ。つねに落ち着かず、一秒でも早く家に帰りたかった。
結局、高校で終わりにするつもりであったソフトテニス部に入った。体調不良など関係ない。その時の心の安寧が得られる場所、悪く言えば現実逃避できるものがそれだったのだ。
どこから見ても行動に矛盾があるような時期だった。

体調不良の症状の1つとして、全身の筋肉だか、筋だかが異様に張っていて、いつも肩こりならぬ全身こりがあるのだが、運動をしたりすると、一時的にさらに張り、悪化する。
実際知り合いの整体師に見てもらった所、20年間見てきた中で一番ひどいと言われたが、張る原因が未だ分からない。

そして転機がやってくる。
ある時、部活動のトレーニングメニューであるジョギングをこなした日の夜、全身が張りすぎて眠れなくなってしまったのだ。
高校の時も、体に無理を言わせて部活動でアホみたいに走っていたが、眠れなくなるほど張るのは初めてだった。
もう無理なんだと悟り、テニスを辞めることにした。

長年心の拠り所にしていたソフトテニスすらできなくなった。あとは体調不良によって生じた様々な不快な症状、そして人生に対する不平等さと怒りと虚しさだけが残る他ない。そのはずだった。

しかし不思議な事だが、部活を辞めたその日に、なぜか私は「絶対イラストレーターになってやるぜ!」と俄然目標が定まり、あたかも別人が乗り移ったが如く180度気持ちが切り替わったのだ。
あえてここではっきり言うが私は彼女と別れた時、引きずってしまうタイプである。どんな慰めの言葉も響かず、時間が解決する他ないほど急な切り替えが苦手である。それなのに当時、状況的に全てを失ってしまったような私が心の内で「よっしゃ!」というテンション的にはかなり上げ気味な調子で突然目標が決まり、やる気に満ちてしまったのだ。

これはもう気がおかしくってしまったのか、あるいは何か人間の内にある種のようなものがはじけて覚醒してしまったのだろうか。
あるいはなんだろうか。

この話を周りにすると、すごいと言われるが、身も心もボロボロだった私が何もすごいわけはなかった。
また、このことを脳科学や哲学の観点で説明を試みようとする人がいるかもしれない。
私は、至らない1人の人間でありクリスチャンながら、確かにあの時、神という存在がいて私の背中を押してくれたのだと今でも信じている。

俄かに生じた「絶対イラストレーターになる」その気持ちはあれから消えることなく、現在イラストレーターとしてはや10年近く活動させてもらっている。


それから同じクリスチャンであるOrangestarと出会い、多くの方に作品を知っていただくことになる。
自らの経験を踏まえ、特にOrangestarと作品創りをする時は、作品に触れた方が少しでも元気になってほしい、希望を持ってほしいという望みを抱いて取り組むスタンスはこれからも変わらない。

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M.Bの生態についてもっと詳しく✎


性格
ひょうきん
A型と間違えられるO型

趣味
筋トレ、ゲーム、読書、絵を描くこと。

好きな食べ物・飲み物
おすし、サラダチキン、スムージー、
たんぱく質豊富なもの、スイーツ

苦手な食べ物
貝類、モツ、ホルモン、見た目がえげつないの

最近の悩み
0歳の息子のほっぺがあまりにももっちもちなので、
ついついこねくり回してしまうこと。

絵で表現したいこと
自分自身が何かしら作品を見た時の「わくわく」を大事にしている。
そのため、イラストを見た時のインパクトなど、視覚的な訴えも大事にしつつ、2度目、3度目じっくり見た時に絵の中の仕掛けやモチーフに気づいてもらい、その世界観を楽しんでもらい、イラストを見てくれた方が「わくわく」を感じてほしいと思っている。
2次的な表現にとどまらず、このM.B`s ARTWORKSを通して、リアルに わくわくを体験してもらうためのサービスもあれこれ画策中。

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